社員が、解雇やサービス残業に不満を持って、労働基準監督署に駆け込んだとすると、労働基準監督は、社員が申告した事実確認のため調査を行います。その行政調査の事を「臨検」といいます。

 

◆「臨検」には主に4つの種類があります。

定期監督
申告監督

再監督
司法警察監督

最近では、(2)の労働者からの「申告監督」が急増しています!

労働基準法に違反して有給休暇の取得を会社から拒否された」、「サービス産業で残業代が支払われない」、「突然会社から解雇通告をされたなど、労使間のトラブルは増加しています。そんな時、労働者は労働基準監督署へ駆け込むのです。

「臨検」に対する最初の対応が非常に重要です。「臨検」が行われる際には、労働基準監督署から電話又は書面で、「様々な不備や法違反の事実確認のために臨検(行政調査)を行なうので、日の時に労働基準監督署まで必要な帳簿を持って出頭するように」といった通知来ます。事業主はこのような連絡があると、突然の事で感情が高ぶってしまったり、慌ててしまうことで、しっかりとした正しい事実確認および会社としての説明ならびに、当日の対応が感情的になり冷静に出来なくなるケースがあります。そうなると様々な対応が後手に回ってしまい誤認を招き、必要以上の是正勧告を受けてしまうこともあります。

◎対応と流れ

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